2019年11月23日土曜日

働くことって何?

退職したことは、幸せなことです。
仕事をしていた時は、充実した毎日だったかもしれません。
周りの人間や上司からの評価も高く、自己満足度も高かったかもしれません。
仕事をしている自分に誇りを持っていたかもしれません。

でも、働くことって何だ?



現代の仕事人間である私たちとは違った見方をしていた時代があるそうです。
古代ギリシャ人やローマ人です。
彼らは、働くことは卑浴なことと考えていて、働くのは、奴隷だけだと考えていました。
肉体労働は全て、命令または少ない賃金と引き換えに下層階級の市民や奴隷に押し付けていました。
彼らは、「仕事」という言葉さえ持っていなかったらしいです。

私たちはどうでしょう。
働かないと、落ち着かないし、罪悪感を感じるように教育されました。
だから、休暇中も仕事のことが頭から離れませんでした。
あの報告書はどうなったのだろうか、自分がいない間にトラブルは起こっていないか、次の会議で発言する内容をどうしようか、休暇が休暇では無くなって、仕事に翻弄された毎日を送っていました。

仕事に敬意を持って、誇りを持って働くのは素晴らしいことです。
でも、自分の人生なのだから、古代ギリシャ人やローマ人のように自由時間を大切にしてもいいはずです。
現代人は自ら奴隷になっています。

私の職場にも、何時間眠ってないか、何時間残業したか、何時間通勤時間に費やしているか、どれだけ自分が仕事の奴隷になっているか自慢する人がどれほど多かったことか。
そんなことしても、誰も関心なんてありません。全然そんな話面白くない。
仕事や会社のために、身を削って貢献しても、誰かが喜んでいるなんて幻想です。
私はただの自己満足な奴隷でした。

POINT

 あなたが退職していなくなっても、仕事は回るし、あなたのことは長くて1ヶ月もすれば、すぐに忘れられるから、安心して仕事のことは忘れたほうがいい。 

それよりは、仕事の奴隷でいたことをすぐに忘れ、仕事無く、自分の人生を勝ち組にする方法を考えたほうがいいです。




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