2019年12月22日日曜日

安定した職場

 安定した職場など幻影にすぎません。



 1961年のミュージカル「努力しないで出世する方法」はアメリカの企業社会を皮肉った舞台ですが、1995年にブロードウェーでリバイバルされました。このミュージカルによれば、出世を目指す人は上司の機嫌を取り、前途のあるチームに入り、前途のない人を裏切らなければなりません。成功するためには、出世街道を万進している人に対してイエスマンまたはイエスウーマンになります。さらに重要なことは、他の人が何をしているかよくわからないほど大規模な会社を選ぶことです。大規模な官庁もいいでしょう。社内メモは実際には役立ちませんが、出世するためにはそれをよく読み、たくさんのメモを書いて、自分の名前ができるだけ人の目につくようにします。成功できるか否かは、知性や実際の業績よりも、いかにリスクを避けられるかで決まります。

 これは今日の自分の姿ではないでしょうか?自分は大規模や官庁は安定していると思っていないでしょうか?忠誠心と滅私奉公を引き換えに、退職するまでずっと雇用してくれると期待していないでしょうか?メモを書き、イエスマンを続けていれば、雇用主は自分を貴重な人材だと思って大事にしてくれると考えていないでしょうか?高い給与をくれ、どんどん昇進させてくれると思い込んでいないでしょうか?

 こういうことを期待しているなら、ある経営コンサルタントに言わせれば、自分は愚か者の一人です。驚くほど多くの人びとが、若者も年寄りも、こういう期待を抱いています。フルタイムの仕事は安定しており、出世階段を登るチャンスがあるという期待は、最近まで大半の教育者や両親、社会が抱いていました。でも、今もこの期待を持っているなら、自分は現実を見ないで、ファンタジーを追い求めています。

 今日、安定した職場など幻影にすぎません。ここ数年で、従来のような職場は減り続けています。安定した職場は、恐竜と同様、絶滅の道をたどっています。間違った期待を抱いていることを他の人びとのせいにしてはいけません。それは、自分自身の責任です。「揺りかごから墓場まで」の終身雇用は数年前からファンタジーになっており、自分が生きている間に再び現実になることはないでしょう。

 いまだに企業を安全な場所と考え、しがみついている人びとの仲間入りをしてはいけません。たとえ雇用が保証されなくても、この世が終わるわけでも陰鬱きわまる世界になるわけでもありません。結局、雇用が保証されない世界をなんとか生き抜いていくのは自分自身です。かつてそうだったように、雇用主が仕事を保証してくれる時代は終わったのです。

 自分が忠誠を誓う相手は自分自身でなくてはなりません。それではあまりに利己的だと思うかもしれませんが、会社に忠誠を誓わせようとする雇用主ほどではありません。成功したいと望むなら、安定した職場という概念を変えるべきです。安定した職場とは、本当は、どんな状況にも対応できる自分自身なのです。
 
 自分の創造性と創意工夫によって誰でも生き残ることができます。

自分の使命

 自分の使命は何でしょう?

 成功した人が幸福なのは、自分の使命を持っているからです。毎朝、起きるのが辛いなら、まだ自分の使命を見つけていない証拠です。人生において重要な使命を持つことは、真に生きていることを意味します。使命があれば、毎朝、これからの一日に興奮と情熱を感じます。雨が降っていようが雪が降っていようが、カンカンと日が照っていようが、早く動き出したくてたまりません。自分の使命は、魂によって定められる人生の務めです。自分の真髄であり、この世に生まれた理由です。



 ベビーブーム世代の多くが中年の危機に悩んでいるのは、自分の情熱に従ってこなかったからです。1980年代には、大抵の人は高給の仕事を追い求め、過剰なものに彩られたライフスタイルを送ろうとしました。彼らは、いわゆる仕事上の成功は得たかもしれません。出世のハシゴを登りつめ、大量のものを買い込みました。でも、結婚生活は風前の灯で、子供たちは非行に走り、自分自身も過剰なストレスと不満に悩んでいる可能性が大きいです。

 自分の使命を見つけ、情熱をもってそれを追求することに時間と努力を使えば、自分の人生はもっと実り多いものになります。自分の使命をないがしろにすると、不満がつのります。好きなことを避けていると、精神が混乱し、体は不調になります。本当の興味や欲望をおさえつけていると、人生の痛みや不満をまぎらすために、アルコールやドラッグ、仕事、テレビなどの中毒になりやすいです。

 個人の使命は、単なる目標よりも高いレベルにあります。会社の本部長になるというような目標はいったん達成してしまえば終わりです。でも、環境汚染を減らして世界を住みよい場所にする、というような個人的使命は、高いレベルの務めであり、全人生を通じて追求することです。

 誰でも、人生の使命を見つけることができます。個人の使命は仕事を通じて果たすこともできますが、いつも仕事に関係するとは限りません。ボランティア活動や娯楽、趣味など自由時間の活動を通して果たせる場合もあります。人生における究極的な使命は、自分の関心、意味のある人間関係、仕事、自由時間の活動など人生の多様な面の組み合わせを通じて果たすものかもしれません。

 また、自分の使命は、お金儲けとは何の関係もありません。使命を果たすということは、自分の才能を活用して、世界をよりよくすることです。その結果、自分の人生も充足し、幸福なものとなります。才能を使って使命を追求していると、副産物が生まれることがあります。お金を稼ぐことも、その副産物の一つです。

 個人の使命は、自分の価値観と関心に強く結びついています。また、自分の強みと弱みによって決定されます。お金儲けだけが目的の仕事や、暇つぶしのためだけの活動は、個人の使命とは言えません。個人の使命は、この世界によい変化をもたらすものです。自分の努力によって、人類が何らかの恩恵をこうむります。それぞれの使命は、他人の尺度から見ればささやかなものかもしれません。

 自分の個人的な使命は、自分自身と周囲の世界とを緊密に結びつけます。ゆっくり時間を取って、次の質問に答えてみましょう。そうすれば、自分が追求したいと考えている使命が明確になります。

1.あなたが情熱を傾けるものは何?
2.あなたの強みは何?
3.あなたのヒーローは誰?
4.あなたが発見したいこと、学びたいことは何?

 以上の質問に答えれば、使命追求のスタートラインに立つことができます。自分の最も深い部分にある欲望に触れるとき、それは自分の使命とつながっています。

 自分の使命を発見するのは、他の誰でもない、あなた自身です。

2019年12月21日土曜日

退職生活を楽しむ

 退職後の生活をスローダウンさせ、人生をゆっくり楽しむ方法を考えました。

・将来のことを思い煩わない。しなければならないことを考え、その時間があるかどうか心配するのはやめる。時間があれば、全部できる。時間が足りなければ、明日残りをすればよい。

・一杯のコーヒーを飲む時は、その瞬間に生きる。他のことは何もかも忘れる。今、全世界はストップしている。あなたがコーヒーを存分に楽しめるように。

・車のスピードを上げるのはやめる。たとえ急いでいても、ゆっくり行く。

・何も予定のない時間を一日に30分ほど持つ。そして、何か自然に湧き出てくることや、普段とは違うことをやってみる。

・夕陽をじっくり眺める。陽が全部沈んでしまうまで、時間を取ってゆっくり見る。

・隣人と本当の会話をしてみる。時間で決めるのではなく、自然に始まり、自然に終わるおしゃべりを楽しむ。

・朝のシャワーを楽しむ。気持ちよさをじっくり味わえるように、たっぷり時間をかけてシャワーを浴びる。

 物質主義、仕事中毒、スピード第一に毒された文化のスローガンは、「時は金なり」です。でも、どうして時間をお金で測るのでしょう。時間を幸福で測ることが大事です。「時は幸福なり」です。こうすれば、みんなもっと健康的になり、幸福になれます。

 つまらないことから重要なことまで、私たちはしょっちゅう心配しています。心配するということは、私たちから「今この瞬間」を奪う行為の一つです。

 私は心配するのに時間を使って、今日という日を失っていないでしょうか?今、ここに存在することに、もっと集中できないでしょうか?損をしないか、失敗しないか、間違いを犯さないか、としょっちゅう心配していると、いつも緊張し、不安にかられることになります。ストレスや頭痛、パニック、潰瘍、その他の病気につながりやすくなります。心配事のほとんどは自分で考え出したもので、はっきり言って心配するだけ無駄です。

 無駄な心配事
心配事の40%は、決して起こらない出来事に関するもの
心配事の30%は、もう起こってしまった出来事に関するもの
心配事の22%は、つまらない出来事に関するもの
心配事の4%は、私たちが変えられない出来事に関するもの
心配事の4%は、私たちが働きかけられる現実の出来事に関するもの

 このデータは、心配事に費やしているエネルギーの96%は、私たちがコントロールできないことに使われていることを示します。つまり、心配の96%は時間の無駄だということです。実際は、これより悪いです。残りの4%は私たちがコントロールできることですが、コントロールできることを心配する必要はありません。

 つまり、私たちの心配事の100%は無駄なのです。

2019年12月16日月曜日

退職とダイエット

 退職すると、必ず太ります。

 通勤することも無くなり、必要ない運動を自分からしなくなるから。自由に食事時間が取れるようになるから。次の日のことを考えずに夜食や二日酔いをできるようになるから。あと、会社員時代の余計なストレスから解放されるから。

 少しぐらい太るのであれば、逆に健康的になりますが、ぶくぶく太って高血圧になるようであれば、運動する必要があります。そうです、ダイエットが必要です。中年になってくると、特に運動していなければ、基礎代謝が落ちて太りやすくなりますが、退職後は、他人に指図されることもなく、他人の目もなくなることから、自分から積極的に運動をしないとみるみるうちにお腹が太鼓っ腹になってしまうでしょう。

 私も、例外なく太りました。ダイエットしないといけません。

 でも、何から始めていいのか分かりません。会社勤めしている時から、運動する習慣がある人ならいざ知らず、退職後の究極の自由という海にいきなり放り込まれると、何をすればいいのか戸惑ってしまって、結局毎日毎日1kg、2kgとぶくぶくと太って行く始末になります。だって、仕事しながら、仕事終わりにジムに行く人や、出勤前にマラソンを2km走って来る人を超人だと思っていました。仕事だけで、十分すぎるほど疲れるし、余計な体力は使いたくないと思っていたので、尚更です。なるべく階段では無く、エレベーターやエスカレーターを使い、仕事以外で使う体力を温存しておこうと思っていた人は私だけでしょうか。エコからは完全に縁遠い生活をしていましたが、仕事で神経を使い、気を使って歩き回って仕事をしていたおかげで、会社員時代は、太るということからは免れていました。いつも疲れすぎて、食欲が無かったというのもありますが。

 さて、ダイエットって何すればいいんだか。少し食事量を減らしてみようかとも思いましたが、家にいると、手の届く場所にすぐ食料があるし、いつお菓子をつまんでも誰からも文句を言われないし、見られていないから、自分についつい甘くなってしまいます。一日5食ぐらい摂取しちゃっているかもしれません。ストレスが無いから、食事も美味しく感じてしまいます。食事量を減らすのは無理かもしれません。

 家の周りを歩き回ってみます。私は、ポケモンGOや、ドラクエウォークというゲームがあるおかげで、散歩が楽しいです。でも、言い訳ばかりになりますが、冬は寒くて外に出る元気が無い。夏は暑くて汗かくのが嫌だ。あー、長時間は歩けません。

 ジムに通のもいいかもしれません。スクールによっては、フラダンスをしていたり、エアロビをしていたりして、マシンだけでもトレーニングでは無いので、飽きずに行けそうです。でも、出不精の私としては、なかなか毎日出かけることが苦痛で仕方ありません。だんだん通わなくなって月会費を無駄にしたくないので、私は今回は諦めます。



 家の中で少しだけストレッチをしてみることにしました。テレビや家事の合間に少しだけ、スクワットをします。少しだけの負荷なら続けられる気がします。それに、毎日体重計に乗ること。それだけで、少し抑止力が働いて、痩せなきゃと思うことは、何も思わないのとは違って、少し効果がありそうな気がします。

 できることから始めて無理をしない。せっかく退職をして、ストレスの無い夢のような生活ができるのに、自分からダイエットというストレスの種を蒔いて、自分の首を絞めないように適度に頑張ります。退職後のダイエットには、そのくらいでちょうどいいかもしれません。

退職とプレゼント

退職時のプレゼントについて

 自分が退職する時、若しくは誰か周りの人が退職する時、退職祝いのプレゼントは何がいいだろうか考えてみました。周りの人というのは、自分の親族でもいいし、会社の上司や同僚でも構いません。退職の時に何をあげたら喜ばれるのか、何をもらったら嬉しいのか、あなたはどうでしょう。



 私自身が退職する時は、現金をいただきました。いただけると思っていなかったので、びっくりしながらも断れず受け取ったと言った方がいいかもしれません。しかも、会社の親睦会費等の規則で決められているものというより、ご好意でいただいたものなので、驚きました。実際に、働かなくなることで収入が無くなるわけで、私にとっては物をいただくより、すごくありがたかったです。

 定年退職する人にとっては、プレゼントは物の方が思い出になり、いいのかもしれません。職場で、定年退職する上司へ、その上司の趣味の絵画を渡したこともありました。また、ボールペン収集が趣味の方へは珍しいボールペンを送ったこともありました。その個人個人で欲しい物があると思いますので、先にリサーチをしておき、用意しておくのが一番です。率直に退職祝いは何がいいか聞くという手もありますが、なるべならサプライズで渡した方が渡す方も渡される方も、感慨深いものがあります。現金の方がいい、現実的な定年退職者もいるでしょうが、自分の一番輝いていただろう仕事の仲間から最後にもらった贈り物は、いい思い出になると思います。

 反対に、病気で退職する方や、リストラで退職する方は、すぐ明日から生活がかかっていますから、退職祝いは、現金の方が喜ばれると思います。切羽詰っている人もいますから、思い出に浸っている場合じゃないです。

 何を贈ればいいのか、さっぱり検討がつかない場合は、カタログギフトがオススメです。贈られた本人が自分に必要なものを選べますので、「この退職祝い、必要ないわ」と思われる心配が無いです。結婚式の引き出物なんかでもカタログギフトは、私はすごくもらって嬉しいです。ありきたりのナイフフォークセットや、いらない茶碗なんかをもらうより、選ぶ楽しみもありますし、結婚式が終わって重い引き出物を持って帰るのは苦痛なので、カタログギフトだと軽いです。自分の需要に応じて選べることはすごくありがたいことです。

 また、一番大事にしなくてはいけないことが、あります。退職する人に向けてかける言葉です。退職する時というのは、本人にとっては人生の一大事ですので、すごく神経が過敏になっています。定年退職ならいざ知らず、本意では無く退職する場合なんて尚更、神経過敏です。少しのことで泣いてしまうかもしれませんし、少しの言葉でこの職場で働いて良かったな、この人たちと働けて幸せだったなと、それからの退職後の人生ずっと心の中を占める瞬間になるかもしれません。

 私自身、最後に職場に行って、挨拶したときの職場の皆さんの反応や言葉を一言一句覚えていたりします。悲しくて泣いてくれた先輩や、寂しいと言ってくれた同僚にはすごく嬉しい気持ちになりました。反対に、退職に反対してきた上司や、私の後の欠員について心配して私に聞いてくる人もいました。十人十色だなと思いました。残念ですが、その時にいい印象がなかった人は、今までどんなによくしてくれていた先輩でも、ちょっと見方が変わってしまいました。

 自分が退職する場合、もうその人とは会わないであろう最後の瞬間というのは、大事にしたほうがいいと思います。会社がブラック企業だったり、上司がパワハラ男だったりする場合は、退職届を投げつけて、言いたいことを最後だから言ってしまいたい気持ちもあるかもしれません。でも、立つ鳥跡を濁さずで、今まで我慢してきたんだから、最後の日一日ぐらい我慢して、いい自分を演じればいいと私は思います。その方が私は後悔しないからです。言いたいことを言ってしまった後は、すっきりするかもしれませんが、「あんなこと言わなければ良かった」と私は後悔するタイプなので、最後まで猫かぶっていたかったんだと思います。

 だから、言葉って大切なんだなと感じます。言霊と言いますが、本当にそのとおりです。自分が弱っているときにかけられる言葉っていうのは、すごく小さなことでも引っかかったり、大げさにとらえがちです。いい言葉でも悪口でも、一生忘れられない言葉になるかもしれません。

 退職する人には、プレゼントと共に、いい言葉もプレゼントしてあげて下さい。

2019年12月15日日曜日

退職後の食事

 退職後は、食事が自由にできます。

 会社勤めをしていたときは、朝は、電車に間に合うように朝食を流し込んで、昼食は輪番制なら他の同僚達に気を使いながら菓子パンを慌てて貪り食い、晩ご飯は残業後の疲れた体にコンビニ弁当を入れておく、というような人もいます。健康的に社員食堂を使って、ゆっくり昼食を取ったり、夜も自炊をして体にいい物を摂取している人もいるかもしれません。

 でも、私は前述のように、食べるというよりは、仕方なく食べ物を流し込んでいました。そんなに食欲があるということもなかったので、ただひたすら食事の時間になったら、三食流し込んでいたように思います。輪番制なので、順番に食事を取るため、ゆっくりできません。自分が食事が終わったら、次の人へ食事の順番が来たことを伝え、また自分は仕事に戻る。そんな食事、ゆっくりできるはずがありません。そんな短い食事時間の間でも、上司が読む新聞をそろえたり、ポットのお湯が減っていたり、コーヒーが無くなっていたら足したり作ったり、郵便物が来ていたらデスクへ配ったり、気を使わなくてはいけないことがたくさんありました。



 時々催される誰かの歓迎会や送別会などの飲み会も苦痛で仕方ありませんでした。タバコやお酒が苦手であるだけでなく、なぜ飲みもしないのに飲み放題の料金を払わされるのか、なぜ上司のビールのジョッキと睨めっこして無くなりそうになると気を回して店員を呼ばなくてはいけないのか、なぜ同僚や上司の仕事の愚痴や他人の悪口を聞くために夜の貴重な時間を過ごさないといけないのか、なぜ飲み会に参加しない場合にも、寸志を出さないといけないのか、納得できずに毎回過ごしていました。順番で幹事になってしまった時なんて最悪です。途中で抜けるわけにもいけないし、ずっと店員と注文のやり取りばかりしていなければなりません。とにかく、飲み会は行きたくない、気持ちはずっとその一点張りでした。

 退職した今、食事は自由になりました。何時にどこで食べようが、全然構わないので、他人に気を使わなくてよくなりました。もし食欲がないなら、食べないという選択肢もあります。お腹が空いたとき、気分のまま食べられます。会社勤めだとそうはいきません。お菓子をつまむぐらいならともかく、「牛丼食べてきます。」って同僚に突然言っても呆気にとられるだけです。

 退職する前は、サプリメントを摂っていました。あまり食欲が無く、栄養が足りないように思えて、健康のため、マルチビタミンやマルチミネラル、頭の回転がよくなるDHAや、眼のためにブルーベリーエキスなど飲んでいました。普段の食事が、菓子パンやおにぎりなどそんなに高価では無いのに、サプリメントの方が贅沢なのではないかというぐらい摂取していた気がします。効いているのか全然分かりませんでしたが、安心料なのかずっと続けて毎日飲んでいました。それでも、頭痛や肩こり、体の不調がありましたが。

 退職後、なぜかサプリメントを飲む週間が薄れてきました。しっかり、ゆったりと三食自由に食事ができているからかもしれません。仕事をするために、体を壊してはいけない、健康にならないといけないという規定概念と思い込みが無くなってきたからかもしれません。まだ、頭痛や肩こり等は時々ありますが、会社勤め時代よりは無くなった気がします。やはり、会社というのは、心身壊すものだと実感します。

 退職後のクリエイティブな趣味として、料理はいいかもしれません。自分自身が暇つぶしになり、創造的になるだけでなく、家族に振る舞えば喜んでもらえるし、手を掛けて作った食事は健康的にもなります。今の時代、スーパーやコンビニで手に入るお弁当はすごくレベルが高いものであり、自炊したものと比べて何の遜色も無い、若しくは、もっと美味しかったりします。でも、買って家に帰る頃には、冷たくなってしまっています。電子レンジでチンするにせよ、できたての自炊の味と比べてなんとなく温かみが足りないような、そんな気分になってちょっと物足りなく感じてしまいます。誰かに料理を作ってもらうと無償の愛を感じるし、心がほんわり温かくなる気分がするので、料理は作ってもらうのがすごく嬉しいものです。

 退職後は、少し太ります。食事が自由になるのも、ストレスから解放されるのも、体を動かすことが減るのも、そのせいです。少し太っている方が長生きするというデータもあるぐらいなので、ストレスで眉間に皺がより、気を使いすぎる生活で体がガリガリになるよりは、ストレスの無い生活の中で、少しぐらいぷっくりなっていくのも幸せなことかもしれません。退職後、食事が自由にできるのは、何事にも変えることができない特許かもしれません。

2019年12月13日金曜日

退職後の生活の切り替え

 退職や失業で自由時間がたっぷり持てるようになった時に、生活をうまく切り替えなければなりません。



 仕事の世界に入るには、普通、何年もの準備期間があります。でも、仕事の世界から離れるための準備は、ほとんど行われていません。私たちの人生が人間らしい時間を取り戻すのは、引退したときか、失業した時です。仕事が無いという世界は、まったく新しい刺激的な世界です。仕事から離れると、働いていた時とは違う方法で人生を楽しめるようになります。働かなくてもいいなら、余暇活動を思う存分たのしめる理想的な生活を送れます。これは、かつて経験したことがない生活です。

 退職や失業によって、長時間の自由時間を手に入れたとき、自分が本当はどんな人間なのかをテストされることになります。長い自由時間は天からの贈り物です。一時的に失業しているときの自由時間の使い方は、完全に引退したときと同じように重要です。仕事のない状況をうまく扱うことができれば、将来同じことが起こった時や、引退したときに、自信を持って対処することができます。

 増えた自由時間をうまく利用できるかどうかは、心構えと意欲次第です。自由時間の多い暮らしに移行することは、人によっては簡単ではありません。猛烈に働き、お金をいっぱい稼いで有名になろうとしている間は、自由時間の扱いなど学ぼうとしません。必死で働き、金持ちになり、名声を得る方法を学んでいます。余暇がたっぷりあって、人生を楽しむ機会があったとしても、仕事人間の週間はそう簡単には抜けません。

 退職や失業で仕事を失った人びとのほとんどは、そのことでかなり強いショックを受けます。何も影響がなかったという人は、よほど変わっているか嘘をついていると思います。解雇、レイオフ、退職は、どんな人にとっても最初はなかなか受け入れがたいものです。私の場合もそうでした。

 仕事と自分の仕事をどれだけ同一視しているか。それが、仕事から離れた時の落ち込みに影響します。仕事にどっぷり浸かっていた人は、仕事を失うことによって自分のアイデンティティーのかなりの部分を失ったように感じます。仕事イコール自分だった人々は、その喪失感にしばらく悩まされます。自分と自分の仕事を同一視しているからです。

 引退の時期が迫っている人々は、目標や活動が減ることを不安に思っています。でも、遅かれ早かれ大抵の人は自由時間のある暮らしにうまく適応します。不幸なことに中には「働くことはいいことだ」という価値観にすっかり染まり、仕事がないことはつらく、深いで、憂鬱だと感じる人びともいます。そのマイナス思考と変化への抵抗により、頭が固い人々は自尊心を失います。

 仕事をしないで価値ある人生を送ることは難しい、と訴える人々は、自分には個性が無いと言います。こういう人々は、人格が薄っぺらで、自分の存在基盤が自分にないことを認めているに等しいのです。

 人生の新しいシナリオを自分で書くことは誰にでもできます。最初は負け組になってしまたように感じます。でも、セルフイメージを改善すれば、認識は変わってきます。お金を稼ぎたいという目標を、自由時間を得たいという目標に変えなければなりません。

 重要なのは、自由時間の活動から何らかの達成感を得ることです。時間がたてば、自分のセルフイメージは勝ち組のそれへと変化していきます。

2019年12月12日木曜日

優雅な生活に大金はいらない

 人生に欠けているものを埋め合わせるために、お金やものを追い求めるなら、それは方向が誤っています。かえって、私たちがすでに持っているものが崩壊してしまいます。人間関係もそうです。問題は、お金やもので自分自身を評価しようとする姿勢です。お金やものを追い求めるのは、たいてい実際は別のものを追い求めることのカモフラージュです。

 かつて、アメリカン・ドリームとしてみんなが夢見たのは、「自由」でした。今は、「成功」と「リッチな生活」です。



 理性的に考えれば、貧しい人よりリッチな人の方が、夢を実現したと答える人がずっと多いと思われます。でも、実際はそうではありません。お金を多く稼ぐことは幸福につながりません。お金の問題と思われているものは、実はカモフラージュした心理的な問題です。豊かな人間関係を持たずに所有するものを楽しむ時間もなくて、心身に問題を抱えているリッチな人たちがどれだけ多いことか。金銭的には成功しているのに、空しさと虚脱感を感じています。もっともっととお金を追求するあまり病気になり、早死する人もいます。

 問題は人間の貪欲さから来ています。たいていの人間は、何もかも所有したがります。たくさんのお金、大きなえ、車は二、三台、エキゾチックな休暇。この「全部欲しがる」精神性のために、現代人はこれまでのどの世代よりも多くのものを所有しているのに、満足度が低いです。
 
 私たちは、幸福になるためには、物質的に快適でなければならない、と思い込まされています。豊かな国々では、人々は極端な貧困、飢餓、病気、天災等から守られています。にもかかわらず、景気がちょっと悪くなったり、誰かがリストラされたりすると、大騒ぎして文句を言います。

 ・お金がたっぷりあれば、幸福になれるのに
 ・お金がたっぷりあれば、余暇活動を楽しめるのに
 ・お金がたっぷりあれば、もっと自信が持てるのに
 ・お金がたっぷりあれば、もっと人から好かれ、結婚相手も見つかるのに

 こんな考えを持っているなら、お金と恐れに支配されています。お金さえ持っていれば安心だと思っているのなら、それは真実ではありません。お金イコール安心なら、ほどほどのお金では幸福にはなれません。それでは、まともな暮らしができないと思って不安になります。たくさんのお金を得ると、それを失うのではないかと心配で、やはり幸福になれません。お金が増えれば増えるほど、失うのではないかという心配も大きくなります。

 でも、安心をお金に求めない人々の多くは、ほどほどのお金で幸福になっています。賢者は、お金はすべての問題を解決することはできない、と言っています。ですが、多くの人びとはこの知恵を無視し、どんな犠牲が必要かも顧みずに、リッチになろうとします。お金が幸福をもたらすという信念にしがみついています。また、お金はパワーをもたらすと信じているために、お金を欲しがる人も多いです。

 健康で、自分自身の面倒を見られるならば、自分の創造性を活用して、直面する問題を打破できるという自信さえあれば、これが生活を保証してくれます。いつでも生計を立てることができるクリエイティブな能力が、一番大事です。私たちのエッセンスは、内面によって変わります。所有しているもので変わるのではありません。たとえ、所有しているものを失っても、私たちは自分の存在の芯になるものを持っています。だから、正常な生活を営み続けることができます。

2019年12月11日水曜日

本当に欲しいもの

 人生で自分が欲しいものを手に入れるためには、努力と行動が必要です。自分にとってイミのない行動で時間を埋めても、充実した退職後の生活は実現しません。人生の質を高めるには、自分の欲求を知り、それを満たす最善の方法を見つけなければなりません。

 人生であなたが本当に欲しいものは何ですか?

 この質問は単純ですが、深遠な意味を持ちます。答えるのは、そう簡単ではありません。人生で最も難しいことの一つは、自分が本当に欲しいものは何かを発見することです。大半の人は本当に何が欲しいか分かっていません。じっくり時間をかけて考えてみたことがないからです。その代わり、他人からの期待に沿って自分の欲しいものを決めています。自分自身の欲求よりも、社会的基準の方が重要になっています。

 私たちは、他人の期待、社会の期待、広告主の期待、家族の期待、友人の期待に気を使いすぎています。新聞やテレビが伝えることを気にしすぎます。他人の期待があまりにも大きいので、自分が本当に望むものを立ち止まって考えなくなっています。



 さらにものごとを複雑にしているのは、欲求は風向きのように変わりやすいということです。欲求は隠されたニーズで形作られ、神秘的な力で形を変えられます。欲しいものがやっと手に入ったとき、もう欲しくなくなっていることもよくあります。

 欲しいものを手に入れようとしてもうまくいかないのは、何が欲しいのかはっきり分かっていないからです。目的地を知らないのに、正しい目的地に着けるわけがありません。自分の魂を探り、自分自身を本当に理解してはじめて、何が欲しいのかが分かります。そうすれば、退職後の生活を充実させる旅に出られます。

 私たちの多くは、自分の人生が一体何のためにあるのか、すっかり忘れてしまっています。子供の時には、何をすれば自分が楽しく、満足できるかがよく分かっていました。でも、大人になってからは、そんな子供の時の気持ちを押し殺して生きています。いつも自分の欲求や望みを諦めていると、人生は色あせ、何があっても心が動かされなくなってしまいます。

 自分がしたいと思うことを、あまりにも長く犠牲にしてきたために、それが何だったのか忘れてしまったのかもしれません。本当に欲しいものが分からないという人は、自分自身を発見するために時間と努力を惜しんではいけません。自分の欲求をはっきりさせることは、自分自身で、また、ほかの人の助けを借りてできるはずです。

 本当に欲しいものを発見するために、欲しいと考えるものを全部書き出してみます。そうやって目に見える形にしてから、それが本当に自分が望むものかどうかテストします。

 紙に書いたり、黒板に書いたり、パソコンに入力したりして自分が欲しいと思うものを記録します。そして、それについてじっくり考え、その望みがどこから来たのか明らかにします。自分自身がそう望むのか、それとも誰かに言われてそう望んでいるのか、はっきりさせることが重要です。

2019年12月10日火曜日

仕事を辞める

 仕事を辞めるということ

 辞めようと思えば仕事はいつでも辞められます。

 ただ、難しいだけです。難しいというだけで、絶対に無理だなと考えて、自分をごまかしてはいけません。何かをしたいなら、そして本気でそうしたいなら、できるはずです。代償は払わなければいけませんが、長い目で見ればその価値があります。子供のために、会社のために、自分自身のために。

 仕事を辞めることを考えているなら、「仕事を辞めて、自分の身に起こる最悪のことは何か?」を自分に聞いてみましょう。最悪なことをはっきりさせてから、もう一度自分に聞きます。「それが何だ?」最悪のことが死につながるとか、不治の病に結びつくというのでなければ、「それがどうだっていうんだ?」と言ってみます。これで世界が終わるわけではありません。物事を適切な角度から見ましょう。マイナス面ではなくプラス面に注目します。そうすれば、人生は大きく変わります。

 第一に健康を取り戻します。そして生きています。これからの人生にどんな選択肢があるか考えてみます。仕事がなくても、いろんなチャンスが開かれています。生活の安定については心配かもしれませんが、仕事を持っていても絶対安全だとは言えません。自分が生計を維持するための能力と創造性を持っている、と知っていることが最善の経済的安定です。


 新しい仕事につくまでの間にできる素晴らしい活動について考えてみます。全財産を売り払い、そのお金を持って世界を旅してもいいです。中国、ブラジル、メキシコ・・・。スペインに行って絵を描いてもいいし、書く事を夢見ていた本を書いてもいいです。朝十時まで寝ていても構いません。もちろん、仕事に戻るときが来たら、以前よりもずっといい仕事に就くこともできます。自分で自分のクビを切り、経済的になんとかやっていけるなら、次の仕事に就かないで生きていく人もいます。多くの人々は会社をやめると、自己評価が高くなります。経済的に働かざるを得なかった人も、会社に戻るのは気が進まなかったと言っています。

 仕事を辞めることには、常にリスクが伴います。価値あるものには、リスクがつきものです。それに、遅かれ早かれクビになる運命かもしれません。安全な会社など無いのだから、会社が自分を追い出す可能性は高くなってきている。でも、自ら仕事を辞めれば、仕事のない状況を自分でコントロールすることができます。今後再び仕事を失うような状況が生じたとき、コントロール能力は高くなっています。

 仕事の機構に組み込まれるということは、退屈でわびしく、活気のない時間を一日八時間から十時間過ごすことを意味します。仕事が私たちの魂や体、精神を損なうようになったあ、次の仕事があるか否かにかかわらず、仕事を辞める時です。仕事のためであっても、犠牲にしてはならないことがいくつかあります。私たちの尊厳と個人としての価値は、その筆頭に来るものです。自由が危険にさらされているのなら、職場からすぐに逃げ出すべきです。仕事のために払われる犠牲が、人生の楽しみを損なうなら、その仕事にはそれだけの価値はありません。

 

2019年12月9日月曜日

真のエッセンス

 仕事やキャリアがなくなると、アイデンティティーの源がなくなります。新しい仕事やキャリアを始めないなら、これまで仕事で得ていた生きがいを退職生活から得なければなりません。退職後、自由時間がたっぷりある人生に移行する中で、最初の数日間または数週間が最も辛いです。不安やパニックに襲われる人、この状況は異常だと感じる人がいます。



 大事なのは、私の真のエッセンスを発見することです。仕事に完全に取り憑かれ、取り込まれてきたので、退職後の自由時間を楽しむ生活にはなかなか到達しません。

 私の仕事は、私のアイデンティティーの大部分を作ってきたかもしれません。仕事が要求することを通して、私は自分自身を変容させてきました。会社にとって重要なもの(私自身にとって重要なものではなく)が、私に深く染み込んでいます。仕事は、私たちのエッセンス、真の私たち自身を侵食する厄介な体質を持っています。

 私のエッセンス、私自身にとって重要なものを再発見するには、少々時間がかかりました。何が私は動かしているのか、それを見つけるために、私自身の内側を探求しなくてはならないからです。成長し、学習しようとする能力を使って、探求を進めます。いったん、真のエッセンスが発見できれば、自分のアイデンティティーを確認するための仕事は必要なくなります。
 
 ほとんどの人々は、時間がたてば仕事のない暮らしに慣れ、仕事があった時と同じように満足できることに気づきます。人生の幸福と満足のために人々は仕事を必要としません。

 これから退職後の自由時間がたっぷりある生活へと移行するなら、生活には多くの変化が生じます。仕事仕事の日々から余暇が多いのんびりした生活へとシフトすれば、私の真髄であるエッセンスは自然に再創造されます。仕事がないからと言って、無能や無価値であると感じる必要はまったくありません。いったん自由時間の中に本来の価値を見つければ、何か新しい問題が起きても、それに対処するのは、難しくなくなります。たとえほかの人が支援してくれても、してくれなくても。

 退職生活に適応するのに役立った要因は、次のとおりです。
・達成可能な目標に向かって努力する
・今、所有しているものを賞賛する
・問題が生じている時に、それに対処できるという自信を持つ

 退職して、最初の2日か3日は、仕事をやめたことが失敗だったかもしれない、と考えました。ですが、4日目頃になると、楽しい気分が戻ってきました。幸福感も感じられるようになりました。好きではない仕事に行かなければならない人々を、気の毒に思うようになりました。仕事が好きだ、という人々についても、同情するようになりました。こういう人たちは、きっと私ほど愉快な暮らしを送っていないだろうと思ったからです。

セルフ・エスティーム

 セルフ・エスティームとは、「ありのままの自分を受け入れ、それを尊重する気持ち」のことです。



ディズニーの映画「アナと雪の女王」でも挿入歌として
「ありのままの 姿見せるのよ
  ありのままの 自分になるの」
という、歌詞があります。

セルフ・エスティームがないと、私たちの人生は大混乱に陥ります。
セルフ・エスティームが低いしるしとして、一人でいることを恐れることがありますが、これは、自分に価値がないと感じることから来ています。

 人は、他人から認められ、プラスのフィードバックを得たいと思っています。
でも、たとえプラスのフィードバックが来ても、セルフ・エスティームを高めることにはなりません。
他人からの尊敬とセルフ・エスティームは全く別のものです。
私たちは、皆、他人からの尊敬と自分自身からの尊敬の両方を必要としているからです。

 人生において、幸福の代わりになるものはありません。そして、セルフ・エスティームのない克服というものもありません。セルフ・エスティームは、他人や周囲の環境を通して得られるものではありません。個々人がそれぞれ自分自身に与えるものです。セルフ・エスティームが低い人は、他人の評価に依存します。そのために、他人が考えたり、言ったりすることに傷つきやすくなっています。

 私は一人でいることを楽しめるだろうか?それができない人は、たぶん、自分の性格のいいところを見つけられないでいます。自分のことが好きになれないのは、一人の自由時間を楽しむ時の大きな障害となります。それに、自分のことが好きではないのに、どうして他人が私のことを好きになると期待できるでしょう?

 自分自身のことがどの程度好きかは、他人に好かれるために注いでいる努力の大きさを見ればすぐに分かります。いつも誰かに嫌われるのではないか、誰かを怒らせるのではないか、と恐れているのなら、おそらくセルフ・エスティームは低いでしょう。一方、セルフ・エスティームが高いなら、他人が自分に同意しなくても、たとえ私に腹を立てても、それを恐れることはないはずです。
 
 セルフ・エスティームが低いなら、それを高めなければなりません。その土台となるものは、他人が自分のことをどう思おうと、自分自身を好きになることです。私が変わろうとするのを支えてくれないような友人や知人とは、つきあいをやめるべきですね。こうすることによって、自分自身の採点表を、他人の基準ではなく、自分の基準によってつけることができます。

 自分自身とこの世界を好きになって初めて、私はこの世界で役に立つ人になれる。セルフ・エスティームが高くなれば、退屈な生活から抜け出せます。一人でいるときに何かを達成できるようになります。自分自身をよく知るようにもなれます。私の中に、宇宙が広がります。

2019年12月6日金曜日

G線上のあなたと私

TBS

今、TBSで放送されている火曜ドラマ「G線上のあなたと私」を見ています。

主人公の小暮也映子(こぐれ・やえこ)は寿退社間近に婚約破棄され、仕事も結婚も失いました。
そんな日にたまたま聞いた「G線上のアリア」の生演奏をきっかけに大人のバイオリン教室に通い始めます。
バイオリンは、優雅な趣味と思いきや、そこにはバイオリンのように一筋縄ではいかない恋愛、仕事、家族などで様々な問題を抱える人たちが集まっていました。
そんな悩める大人が火曜バイオリン教室を舞台に繰り広げられる恋と友情の物語です。


え!!!
まるで私のことじゃないのか???
実は、私も退職前からバイオリンを習っていました。
理由は、私も地元のスーパーで聞いたバイオリンコンサートが心に残ってしまって、大人になってから始めたのです。しかも、一番好きな曲は「G線上のアリア」だし、順序は違えど、私も退職した身として、主人公と共感する部分がありまくりでした。
このドラマ「G線上のあなたと私」みたいに、グループレッスンではなく、私は個人レッスンだったので、他の人たちとの絡みは一切なく、孤独に教室に通っていましたので恋が繰り広げられることもなく・・・

わたしは、バイオリン、とっても大好きです。
あの悲壮感ただよう音はゾクゾクッとして魂を揺さぶられる思いがします。
先生みたいな聞き惚れるようないい音を出すのはとっても難しいですが、段々上達していくのがすごく楽しいです。ピアノと違って押せば誰でも音が出るのとは違うので、すごく姿勢や弓の持ち方とか苦労しました。
でも、なかなか上達せずに、先生に何度も同じことを注意されて、大人ながら先生の前で泣いたこともあります。正しい音程で弾くのがなかなか難しい。
本当、「G線上のあなたと私」のドラマの一コマでもあったように、最初のうちは家族には「耳栓もの」だったかもしれません。
「G線上のあなたと私」のドラマの中では、すぐビブラートを習っていましたが、私は、一年そこらではまだ、先生からビブラートは習いませんでした。
バイオリン教室のコンサートに行っても、ビブラートができる生徒さんは上級者しかいませんでした。いつになったら、ビブラート教えてくれるんでしょう。速くそこまで上達したいです。

今は、練習する機会が最初に比べて少し減ってしまったのですが、退職後の生活には、こういう自己表現できる趣味を自然と選択する、「G線上のあなたと私」の主人公、小暮也映子の気持ちがすごく分かります。

私の他のコラムでも書いているように、退職後にはクリエイティブな趣味が絶対に必要です。

クリエイティブな趣味は、人生における満足によって、充実感や達成感を得ることができます。
また、自分の才能や能力に挑戦し、それを伸ばすことができる時、私たちは人生に満足します。
適度なリスクとエネルギーを必要とするクリエイティブな活動は多くの満足を与えてくれます。

2019年12月5日木曜日

あなたはあと半年の命

「あなたはあと半年の命です。」
と突然死亡宣告されたら?

その半年の間にやりたいという活動を書き出してみました。
あなたは何をしますか?




・遺言を書く
・私物を整理する
・楽器を演奏する
・料理を振舞う
・昔の友人を訪ねる
・有名人に手紙を書く
・好きなアーティストのライブに行く
・読書をする
・映画を見に行く
・自伝を書く
・服を作る
・家を掃除する
・海外旅行に行く
・クルーズに行く
・詩を書く
・果物狩りをする
・地元の観光名所に行く
・木の家に泊まる
・本を書く
・マッサージを受ける
・性格を改善する
・特別大事な人とじっくり話す
・ビーチに寝そべる
・美術館に行く
・ジグソーパズルをする
・哲学者になる
・手相を見てもらう
・電車旅をする
・フリーマーケットに行く
・スカイダイビングをする
・オーケストラを聞きに行く
・オペラを観に行く
・コース料理を食べる
・懐石料理を食べる
・農業をする
・砂金を探す
・日光浴をする
・子供たちと遊ぶ
・図書館へ行く
・バイクの免許をとる
・スキューバダイビングをする
・写真を整理する
・月を見る
・雲を観察する
・星を眺める
・ユニークな家を設計する
・外国に住む
・新しいクラブに入会する
・歌い方を習う
・洋服を買う

これらの中で一番、自分を最もワクワクさせるもの、一番充実感が得られるものは何でしたか?
POINT

それは、今すぐ始めるべき活動です。
明日、あるいは来週などと言っていてはダメです。
人生は永遠に続きません。
誰にも自分の寿命はわかりません。
あと、半年、いやもっと少ししか生きられないかもしれません。

毎日毎日を充実させましょう。

退職金、退職時の有給消化ともらえるお金

退職金等について 
退職する時に損しないための有給消化とお金

退職する時、有給は消化できるの?
失業保険はもらえるの?
退職金はもらえるの?
退職するタイミングは?

退職する際の、有給休暇の消化と、失業保険やその他のもらえるお金について説明します。

1.有給休暇について

労働者の権利として、退職時、有給休暇を消化することを主張できます。
有給休暇は、法律上、申請すれば取得できるため、会社は有給休暇の消化を原則、拒否できません。

私もたんまり残っていた有給を全て消化して、有給が切れた日を退職日にしました。
勤めだして6ヶ月以上勤務していて、労働日の8割以上出勤していれば、有給休暇は取得できます。
有給休暇の申請を会社は原則断ることができませんので、堂々と申請して全ての日数を消化してから、退職しましょう。
場合によっては、残っている有給休暇を買い取ってくれる会社もあるようですが、法律上の規定は無いので、有給は消化してから退職することを前提に考えましょう。

2.失業保険について
 
自己都合で退職しても、一定の条件を満たした場合、「会社都合退職」扱いで失業保険を受給できます。

失業保険は、自己都合で退職した場合は、「自己都合退職」、会社都合で退職を余儀なくされた場合は「会社都合退職」として扱われます。
そして、どちらの扱いになるかによって、失業保険の受給できる条件や期間が変わってきます。

・自己都合退職・・・失業保険の優遇なし
・会社都合退職・・・失業保険の優遇あり

会社都合退職になる条件

 ①特定受給資格者の「解雇等」にあたる条件
    ・長時間残業が続いていたための退職
    ・賃金の未払や減額による退職
    ・労働契約の締結や更新時の理由による退職
    ・上司からのパワハラでの退職
    ・会社からの退職勧奨
    ・会社の都合で3ヶ月以上休業が続いた
 ②特定理由離職者にあたる条件
    ・契約更新時の理由による退職
    ・健康の理由による退職
    ・家庭の事情による退職

これらの条件を満たしていれば、「解雇」「倒産」などの、会社都合による退職ではなくても、会社都合退職と同様の優遇を受けることができます。

会社都合退職扱いで失業保険がもらえると、
 ・失業保険を受給しやすくなる。
 ・退職直後から失業保険が受給できる。
 ・失業保険をもらえる期間が長くなる。
というようなメリットがあります。



3.未払い残業代を請求について

未払い残業代は、2年前の分まで遡って請求できるので、請求前に自分で証拠集めをします。
しかし、注意しないといけないのが、管理職は残業代がでない、基本給に残業代も含んでいると会社に言われてしまうことですが、実際には残業代が発生する可能性が高く、未払いが認められると残業代を取り返せることがあります。

証拠集めとしては、
 ・給与明細
 ・タイムカード
 ・シフト表
 ・会社のパソコン利用履歴
等があります。

4.退職金について
 
退職金はいくらもらえるでしょうか?
大学卒業後、すぐに入社し、普通の成績で勤務した場合の退職金を見ると、30代でも100万円以上支給されるというデータがあります。
でも、勤続年数が短いとたいしょくきんを受給することができない企業も多いため、まだ就職・転職して日が浅い人は要注意です。

5.退職のタイミング

退職を決めて、一番迷うのは、退職のタイミングです。
有給休暇が消化しきったあとと考えるのがいいと思いますが、できるなら、
退職は、ボーナスをもらってから退職するのがおすすめです。

就業規則に、賞与の支給要件として、「支給日に会社に在籍していること」などが記載されている場合は、支給前に辞めてしまうと賞与をもらうことができないという事例があります。
でも、あと少しでボーナスっていう時期なら、絶対ボーナスを貰ってから退職した方がお得です。

私も、冬のボーナスをきっちりといただいて辞めました。
いろいろな個々の事情で、退職のタイミングは難しいと思いますが、せっかくならボーナスをもらいましょう。

退職後、暇すぎる時

退職後、自分の幸福のために汗をかいていれば、退屈する暇なんてありません。
クリエイティブな趣味を持っていれば、成長と満足の無限の機会を与えてくれるから。


でも、それでもまだ時間がありすぎると感じた時は?
次のことをやってみましょう。

★夕陽をゆっくり見よう。
  段々陽が沈んでいく時間の流れを感じよう。

★空の雲を観察しよう。
  雲もいろいろな形や色がある。
  明日の天気は良くなるのか、悪くなるのか予想してみよう。

★買い物へ行く時は、車ではなく歩いて見よう。
  普段気づかない建物を観察したり、草花、空気の匂いを感じながら歩こう。

★テレビを見るより、本を読もう。
  図書館へ行って、本を探してみよう。
  自分の好きな本ばかりではなく、図書館司書のおすすめの本コーナーや、
  誰かが借りた後の返却コーナーも見てみよう。

★誰かに助けてもらうのではなく、自分が誰かを助けよう。
  エレベーターの操作ボタンの前に積極的に行き、みんなの助けになろう。
  人とすれ違うときなど、人に道を譲ろう。

★話していて面白い人、または自分の意見とは違った見方をする人を見つけて、
  自分の内面を深く知り、気分を盛り上げよう。

★ホームパーティーを主催し、友人たちを招待しよう。

日常の小さなシンプルな楽しみを見つけましょう。
最大の楽しみが華々しい出来事や驚くべき瞬間から得られるとは限らないから。
日常の何でもないことでも、沸き立つような楽しみが感じられることがあります。


POINT

 人生を楽しくするのは、私自身。
 人生の土台を作るのも、私自身。
 人生を充実させる喜び、情熱、意欲を持つのも、私自身。

 プラス思考の心構えが一番重要であることを忘れないようにしましょう。

毎日を存分に楽しみましょう!




2019年12月4日水曜日

ザ・シークレット



私は、退職後のある日、この本に出会ってしまいました。
一時間もかからないうちに全て読んでしまい、この本の姉妹本やDVD、全て購入してしまいました。
Twitterも登録しています。

この本は私の考え方を根本から変えました。
全人類に教えたいぐらいオススメの本です。

私が教えなくても、一昔前に、全米では900万部突破、NR.1ベストセラーになっていたらしいですが。
全く知らなかったのが惜しいことをしたと思います。
私の人生のうちのもっと早く、一刻も早く出会っておけば良かったです。

プラトン、ダ・ヴィンチ、シェイクスピア、ガリレオ、アインシュタイン・・・
歴史に名を刻んだ偉人たちが手にしていた「偉大なる秘密」について書かれています。

この本には、「秘密」を実践して、健康、富、幸せを手に入れた現代の師達の叡智が紹介されています。
また、この本の中で明らかにされている知識を応用することで、病気を治したり、莫大な富を手に入れたり、障害を克服したり、不可能と思われたことを達成した経験など説得力のある話が紹介されています。

退職後の鬱病になった私には、ぴったりの本でした。
尊敬している、大好きな本です。

退職と鬱

退職と鬱について

私は、退職で鬱病を患ってしまいました。
苦しかった。死にたかった。

私は仕事に常に100%の意識を向けて、経済的な安定のために身を捧げていました。
人生のバランスを崩していたかもしれません。

職場では上司や同僚の顔色ばかり伺い、積極的に研修や会議に参加し、自分の与えられた任務以上の働きを常にすることを意識していました。
人事評価を目標にし、周りの評価が気になり、アンテナを張りまくっていました。
通勤電車の中では、TOEICの英単語集を聞きながら、プライベートでも仕事に役立ちそうな講習会には休日でも参加して、毎日毎日成長していかなくてはならないと思っていました。
年功序列で自分より給料がはるかに多くて、全然仕事をしない上司がいても、不公平だと思うことなく、逆に自分に仕事が回ってくるからラッキーだとさえ思っていました。

仕事中毒だった。

だから、不眠や頭痛、その他のストレス関連の不調があっても、薬を飲みながら、頑張っていました。

でも、

ある日、

通勤途中に、

足が、

それ以上、

もう、

職場の方向へ、

歩んでくれなくなった。



私は退職しました。

今まで私の全てを注ぎ込んできた仕事。
それを退職で失ってしまいました。
私の生きがいが全て無くなってしまった気がしました。
私は生きている意味が無い気がしました。
急に仕事も辞めたので、みんなに迷惑をかけて、きっと嫌われてしまったに違いないと思っていました。
みんなの邪魔になっている気がしました。
生きる楽しみなんて無いと思いました。
毎日何をして過ごせばいいか分かりませんでした。
肩書きの「無職」が怖かったです。

私は自殺したくなりました。
毎日自殺のことばかり考えていました。
これ以上生きていても何も楽しいことなんて無いと思いました。
変化のない何の意味もない人生を何で生きていかなくてはならないのか疑問に思いました。
誰も私が死んでも困らないから大丈夫だと思いました。
それ以上に他人のことなんて考えられないくらい自分が消えたいという一心でいっぱいいっぱいになっていました。
頭の中では「自殺したい死にたい」という想いがずっとループしていました。





以前から持っていた完全自殺マニュアルばっかり読んでいました。
首吊り自殺が一番手っ取り早いことは知っていました。
トイレも済ませておいて、マスクをすれば、遺体を見つけられた時、見苦しくないかと考えました。
薬で死ぬのが簡単かなとも思ったけど、助かってしまった時の胃洗浄が恐ろしかったです。

そんなことばかり考えていました。
でも身体が全く動きませんでした。
手足の先がズドンとおもりがついているように重くなって、自殺する力さえ残されていませんでした。

退職後の生活におすすめ本



働かないって、ワクワクしない?を退職後に読むことをオススメします。
私は、この本をもう何十回読んだか分からないほど、読みました。

まさに、目からウロコ!

共感する箇所がすごく多かったです。
考え方に感動しました。感銘を受けました。

肌身離せないほど、そばに置いておきたくなる本になりました。

この本は世の中で「もっとも危険な本」だ!

人生に「満足」をもたらすのは、高い収入でもモノでもありません。
「仕事中心」から「生活の味わい」に世界観を切り替え、生活水準を下げてでも、ほんとうに満足できるライフスタイルを選んだ人々の紹介があります。

自分のための人生を実現したダウン・シフター達

★在職中辛、仕事以外の関心を育て、退職以来、ハイキングやサイクリング、ペンキ塗り、大工仕事まで引退生活を楽しんでいる元警察官のディック。

★タバコが苦手であることを上司が取り合わなかったことをきっかけに、仕事をやめ、人気大道芸人になったベン。

★健康を損ねるほど働くことをやめ、自由な旅行と読書を楽しむ生活を送り、自分自身のことを深く理解できるようになったカレン。

★短期・中期の仕事を中心にし、その合間に数ヶ月の休暇を取っているコンピューター関連コンサルタントのリチャード

★以前は働かないことに罪悪感を持っていたが、ひどい環境で働くよりは、浪費をやめ、年金+αで、働かない生活を選んだリサ。

★リストラされながらも、認識を変えることで、最悪の時期を最良の時期に変え、3万ドル(約360万円)の年収でシンプル勝つリラックスした生活を手に入れたデニス。
                                           ――――本書より

この本に登場する人たちは、まさに私の理想です。

2019年12月1日日曜日

退職後の、人生謳歌

退職後に、活力にあふれ、積極的で、人生を謳歌している人とは?




退職後も、人生への情熱を持っている人たちは暮らしの中で常に驚きの気持ちを忘れていません
他の人には小さなことだと思えることでも、刺激に感じ、幸せを感じることができます。
満月を見れば、うっとりできるし、
夕陽をゆっくり眺めることができます。
虹が出ると、子供のようにワアーと声をあげて喜べます。

退職後、鬱々とした気分でいた私はそういった小さな喜びも何も感じない人になっていました。
人生を謳歌したい。

人生を謳歌している、そんな人たちの特徴は?

・クリエイティブな趣味を持っている
・常にプラス思考である
・ユーモアのセンスがあり、人を笑わせることが多い
・子供のような遊び心がある
・親しみやすい雰囲気がある
・好奇心が強い、何に対しても積極的に行動する
・よく笑う、腹を抱えて笑うことがある
・何かに夢中になったり、熱狂したりできる
・冒険心がある
・だんだん歳をとると、変化に怯えるようになるが、どんな状況でも適応能力が優れている

充実した退職生活を送るためには、外の世界より内の世界に目を向けたほうがいいです。
会社で働いていたときは、他人に振り回されたり、他人の意見や考え方を尊重してきました。
でも、退職して一人の時間が増えた今、自分の内面に向き合う必要があります。

どれだけ、人は身体を鍛えても、歳をとっていくと、身体は徐々に衰えてしまいます。
でも、精神の方は成長を続け、歳をとればとるほど、発達していく場合が多いです。


POINT


歳とともに、知恵と知性を蓄え、精神を安定させることを学び、自分の感情をコントロールできるすべを身に付けていけば、人として成長し、充実した幸せな人生を来ることができます。
内面世界の充実に力を注げば、外の世界の活動では得られない強さと自信が得られます。
高いレベルの自己実現ができれば、もっとクリエイティブでダイナミックな人間になり、人生は喜びに満ちることになります。

笑える能力

 笑える能力は、充実した人生を送るための貴重な資産です。大抵の人は、自分がユーモアのセンスを持っていると考えていますが、実際にユーモアを示せる人はほとんどいません。私が出会った人々の中には、きまじめすぎて、せっかくのユーモア精神を台無しにしている人もいます。    アメリカの...