2019年11月30日土曜日

退職後のお金

退職後のお金問題



退職するにあたって、貯金があればあるほど安心です。
住む家も賃貸では無く、持ち家があれば安心です。
宝くじにでも当たった日には万々歳で仕事を辞められます。
家族を養わなくてはならないのに、退職したら生活費に困ります。
子供がまだお金がかかる年頃ならお金問題は深刻です。

でも、でも、でも、
実は、お金なんて無くても何とでもなります。

きっと貯金が1円も無いという人は稀かもしれません。
少しある人ほど、お金のことをくよくよ心配する気がします。

では、逆に
お金持ちになれば幸せなのか?

・お金持ちになると、広い家に住んでいることが多い。すると、家族で顔を合わすことが少なくなり、  家族のコミュニケーションが少なくなっているかもしれない。
・お金がありすぎると、悪い遊びも増え、ドラッグやアルコール依存に走り、人生を棒に振るかもしれない。
・お金があると、愛人を囲むことも可能になり、浮気や不倫をするかもしれない。
・富裕層には、離婚者、自殺者が多い。
・人に恨まれ、常に羨ましがられなくてはならない。
・お金がたくさんあることで、根拠のない自信がつき、高慢な性格になるかもしれない。
・お金があることで、子供に甘くなり、子供のいじめ、子供への過干渉につながる可能性もある。
・お金があっても、病気になってしまったら、自由に使えないかもしれない。
・一生懸命働いて、いっぱい貯金を増やしても、家庭孝行をしなければ、熟年離婚をされて、たんまり慰謝料として、新しい夫(や妻)にお金をふんだくられるかもしれない。
・お金があることで、誰かにお金目当てで近づかれることによる、人間不信感が生まれるかもしれない。
・お金持ちになると、メディア等で注目され、取り上げられ、プライバシーが無くなってしまうかもしれない。
・多くのお金持ちが法律に触れるトラブルに関わっていることが多い。
・お金持ちは、精神を病み、精神科医やセラピストに通っている人が多い。
・お金を使うことに飽きて、少しの刺激では物足りなくなり、小さい楽しみに気づかなくなるかもしれない。
・幸せに無頓着になるかもしれない。

そう考えると、なんだか、デメリットもいっぱいあるような気がします。
お金が幸福を保証しないことを示すほんの一部です。


「お金は人を幸福にしたことがなく、これからも決してないだろう。お金は本質的に幸福を作り出すものではない。人はお金を持てば持つほど、もっと欲しくなる。お金は心の隙間を埋めるのではなく、心の隙間を作る。」                  
                   ―――ベンジャミン・フランクリン

お金持ちになることも、きっと危険なことなのだと思います。
お金が無さすぎても困るけど、少しあるならそれで生活をしていけばいい。
幸福になるにはものすごくお金持ちになる必要はないです。プラス思考の心構えが重要です。足るを知ることで身分相応に暮らし、幸福になりましょう。

お金で幸福は買えない。だが、幸福を買えるのではないかという幻想を買える。



普通が一番幸せです。普通が一番幸せに生きるように世界はできている気がします。

POINT

退職後に幸福であることの理由と、仕事で幸福であることの理由は、実はあまり違わないです。幸福の基盤は満足感です。
仕事をしているときでも、退職後でも、満足感を得るためにお金の存在は関係がありません。
満足感は、私たちがどれほどモチベーションを高められるか、また、趣味などの活動の中で、どれほど目標を達成できるかによって決まります。

2019年11月29日金曜日

退職願、退職届の書き方について

退職願、退職届の書き方等を説明します。
退職をすると決めたら、出す書類は?




退職願と退職届の違いはご存知でしょうか?

私の場合は、
1.先に退職願を上司に提出後、
2.退職が確定され、
3.退職届を提出したという流れです。

つまり、
・退職願→会社に退職を「願い出る」書類
・退職届→退職が確定後に、手続きのために「届け出る」書類

また、役員や公務員が使用する書類として、
・辞職願(辞表)→役員や公務員が退職する際に使用する書類
というものもあります。辞表は一般社員が使うことはまずありません。

退職願や退職届を提出した後に、「退職を撤回したい」となった場合、退職願が会社に承認される前であれば、撤回できる可能性があります。
会社に承認された後は、ほぼ撤回できません。
退職願を提出する時というのは、よほどの覚悟を持って提出している訳だから、撤回したいとなることはおそらく無いでしょう。いったん会社を辞めるという意思表示があると、自分に向けられる社内の目は、多かれ少なかれ変化するし、不本意な異動や人間関係のいざこざなど、デメリットの方が多いと思います。
退職を上司が引き止めてくれるかもしれない、などと甘い考えで退職願を提出しないことです。

私が退職願を上司に提出したとき、深刻な顔で上司に話をしたのを覚えています。上司は最初、冗談だと思ったようでしたが、私の話を聞いていくにつれて、私の退職への気持ちが真剣であることに気づいたらしいです。

退職願に必要なもの

私は退職を決めて、すぐに近くのスーパーの文房具売り場に封筒を買いに走りました。
茶色の封筒は家にあっても、なかなか白無地の封筒は使わないので家に無かったからです。
・用紙:用紙サイズはB5かA4。
     手書きの場合、白い便箋で、罫線入りを使う場合は、ビジネス用のシンプルなもの
・封筒:白無地の封筒(郵便番号枠なし)
     サイズはB5用紙に「長形4号」、A4用紙に「長形3号」
・ペン:黒ボールぺんか万年筆。
     油性、水性どちらも可。

退職願、退職届の書き方【例】



Q&A
Q.退職願、退職届の提出のタイミングは?
A.「自社の就業規則」をチェックします。
一般的には、退職願は、退職希望日の1~2ヶ月前までに直属の上司に渡す会社が多いです。

私の場合、退職する前の日に退職願を出すことになってしまいました。病気だったため、これ以上は働けないと切羽詰って退職に追い込まれたからです。実際に承認されて退職届を提出するまでは有給休暇を取得することとなりました。
皆さんは余裕を持って、退職願を提出した方がいいと思います。

Q.退職願は手書きにすべきか?
A.手書きが一般的です。パソコンで作成したものもマナー違反ではないが、労力を要する手書きのほうが誠意が伝わりやすいと考える人が多いようです。

Q.文章の向きは縦書きか横書きか?
A.文章の向きは、読む側に丁寧な印象を与えられる「縦書き」が無難です。

Q.上司が「退職願」を受け取ってくれない場合は?
A.直属の上司が応じてくれない場合、更に上の上司に状況を伝えて、相談します。
それでも難しい場合は、人事部に掛け合います。
本人が真剣に考えた末に退職を願い出ているのだから、受け取ってくれない上司はパワハラ上司に違いないです。そんな会社はブラック企業に違いないから、すぐに辞めた方がいいと思います。

Q.会社都合の場合の退職は、退職届を出す必要はあるか?
A.会社の意向によります。提出の指示があれば、提出します。


退職願、退職届の書き方以外に重要
退職届が受理されてから、会社出社最終日までにやること

1.引き継ぎ
退職届を提出して、受理されたら、引き継ぎの準備を行っておきます。
上司や同僚、関係各部署と進める必要があります。
最終出社日に近づいて慌てることがないように、早めに準備をしておきます。

2.保健、年金、返却物などの事務手続き
人事や総務などの担当者に確認し、必要書類を提出します。また、制服や社員証など、現職で支給されたものは忘れずに返却します。

3.社内、社外への挨拶
お世話になったことのお礼を伝えるために退職の挨拶をします。
社外の人には、2~3週間前に行い、引き継ぎや問い合わせに対応できるようにします。
最終出社日には最後の挨拶を社内に行います。
ただし、会社によって慣習が異なるため、上司や先輩に確認するか、これまでの退職者の対応を参考にするといいでしょう。

4.私物の整理
自分が使っていた書類、ロッカー、レターケースを整理します。
後に使う人のために掃除を必ずしておきます。立つ鳥跡を濁さずです。
また、最終出社した後にひょっこり顔を出して格好悪い思いをしないためにも、ロッカーなどは忘れ物が無いよう、入念にチェックしておきます。

5.退職祝いに向けて
退職祝いとして職場の皆さんが退職祝いの飲み会を開いてくれるかもしれません。
その時に、必ず一言何か言うようにリクエストされるので、お礼文を考えておきます。
私の場合は、病気のため退職祝いの飲み会は遠慮させていただきました。








2019年11月28日木曜日

退職後の毎日を幸せに生きる

たいていの人は、自分が幸福になろうと決めた分だけ幸福になれる。

アブラハム・リンカーンの言葉です。

私たちは毎日どんな時に幸せだと感じるのでしょうか?

私の職場の同僚に、台風や地震などの被災者をテレビで見て、何も被害を受けていない自分がどれだけ幸福か感じると言った人がいました。
わざわざ発展途上国へ海外旅行に行って、乞食の子供たちや浮浪者を見て、日本に住む自分がどれだけ恵まれているか確認すると言った人がいました。
宝くじが当たったらすぐにこんな職場辞めてやると言って、宝くじでも当たらない限り、お金の心配を毎日しなくてはならないから幸せにはなれないのではないかと考える人がいました。
そして、私は、退職をして、することが無い、自分は生きている価値も何もないと幸せを感じられなくなりました。

私はいろいろ考えました。
私は大人になってから、我を忘れるほど何かに夢中になったことがあっただろうか?
最近、腹を抱えて笑うことがあっただろうか?

でも、それに比べて、子供ってなんて面白いのだろう。
毎日、思いつくままに動き、遊ぶことばかり考えて、楽しく過ごしています。
馬鹿げたことで、ずっと笑っています。
難しいことなんてわざわざ自分で考えようともしません。


子供が羨ましい

私たち大人も、子供の頃を再体験しましょう。
自分の中の子供を大切にして、常識外れの部分をなくさないようにします。
そうしたら、私たちの人生は、決して退屈にはならないはずです。

子供の時に胸を躍らせたおとぎ話の主人公のように、「それからずっと幸せに暮らしましたとさ」と、退職後の私たちもなれる人生が待っています。
不幸なことなど一切ない、幸せいっぱいの生活が待っています。
一日一日を幸せになると自分で決めて、暮らしていけばいいと考えました。
人生の最終ゴールを幸せにするのではなく、今の毎日、一日一日を幸せにします。

2019年11月27日水曜日

退職後の退屈病

退職後に退屈だと考えるか

退職してしばらくは、仕事や通勤時間、人間関係からのしがらみから抜け出し、開放感でいっぱいでした。
退職祝いもしてもらって、いい気分でいました。

でも、一ヶ月もしていると、退屈だ考えるようになりました。
仕事と比べて家での生活は刺激が少ないからです。
ある程度のストレスは刺激になって良かったのかもしれません。
でも、たいがいは仕事はストレス過剰な場合があるから、そのストレスから抜け出した今、ノスタルジックな気分に浸っているのは間違いです。

それに、働いている間にも退屈は存在したはずでした。
退職する前、仕事中にも退屈だと思ったことは無いだろうか?
毎日、決まりきったルーティングワークが退屈には思わなかったか?
毎日、同じ同僚と顔を合わせ、同じ話をする。それは、退屈ではなかったか?
革新的に思える意見やアイディアを取り入れてくれず、前例を重視する職場の雰囲気を退屈だとは思わなかったか?
休日返上で長い会議に参加しても、結局何も決まらない、ウダウダした会議が退屈ではなかったか?
仕事をしていた時も、退屈はどこにでも転がっていたんです。
ただ、ストレスが良い刺激となり、退屈のことを忘れていただけでした。


でも、退職後に、退屈だと考えてしまうのは危険です。
なぜなら、退屈は人々から生きる意味を奪い、生きようとする情熱を損なうからです。
鬱病になってしまう危険性があります。
自殺をしてしまう危険性があります。
ストレスやリスクの無い毎日は、達成感、満足感、充足感が得られにくいからです。

でも、
変化や刺激に満ちた生活は、退職後にも可能です。

クリエイティブな趣味を持つ

それが、仕事に変わる趣味を充実させることです。
クリエイティブな趣味を持つことは、私たちの人生に新しいことや価値あることを生み出すことができます。
自分の人生に変化をもたらせ、退屈を解消しましょう。
退屈を解消する最善の方法は、今すぐに行動に移すことです。
人生をクリエイティブにする能力は私にも、皆さんにも、誰にでもあります。
それを最大限に活用しましょう。

2019年11月26日火曜日

退職後の一人でのクリエイティブな趣味

退職後のクリエイティブな趣味

クリエイティブな趣味とは、人生における満足によって、充実感や達成感を得ることができます。
また、自分の才能や能力に挑戦し、それを伸ばすことができる時、私たちは人生に満足します。
適度なリスクとエネルギーを必要とするクリエイティブな活動は多くの満足を与えてくれます。


 
退職して、他人といない時間。

一人でいるときは、他の人と一緒ではできないことをするチャンスかもしれません。


例えば、
・まだ読んでいない本を読む
・一人でできる新しい趣味を見つける
・ゆっくり公園へ散歩に行く
・ヨガや瞑想、自己分析をする
・手紙を書く
・音楽を一人でゆっくり聞く
・一人旅をする

一人で楽しめる活動は、まだまだたくさんあります。
退職後には、他人に翻弄されない毎日が待っています。
他人に翻弄されたとしても、血のつながった身内だけです。
思う存分、一人を見つめ直して、自分の内面に向き合い、自分を満喫しましょう。

反対に、クリエイティブで無い活動は、しないか、自粛した方がいいのではないでしょうか。
受動的な活動は、達成感や満足度に乏しいからです。
やりがいや目的のある活動でしか達成感や満足度は得られません。
そういう、クリエイティブでない受動的な活動は、眠くなるような活動が多いです。

例えば、
・テレビを見る
・酒を呑み、酔っ払う
・ギャンブルをする
・ショッピングをする
・食べ物をひたすら貪る



全部やめるのは無理だし、私はテレビを見ることが大好きです。
時には、何の目的もなく、ぼーっとするのもいいと思いますが、受動的な活動はほどほどにして、クリエイティブな趣味を充実させ、バランスよく生活することが、幸せへの第一歩です。
そうしたら、積極的でクリエイティブな趣味は幸福と長生きをもたらしてくれます。


2019年11月25日月曜日

退職後の趣味

退職後の趣味について

仕事をしていた時の休日の趣味は何でしょうか?

・映画館での映画鑑賞
・お酒を飲みにいくこと
・ギャンブルをする
・読書をする
・料理を作って食べる、振舞う
・釣りをする
・登山をする
・バイク、サイクリング、ドライブをする
・写真撮影をする
・ランニングをする
・テレビを見る
・国内、海外旅行
・ゴルフをするに行く
・テニスをする
・スポーツ観戦をする
・ガーデニングをする
・水泳をする
・音楽鑑賞、ライブを見に行く 
        等々

趣味が無いという人もたくさんいますよね。
休日はごろごろテレビの前でソファに横になって昼寝。
時々仕事のことを考えて、仕事へ行く前の日になると、サザエさん症候群が始まってしまいます。

退職後のことを考えて、趣味は持っていたほうが無難ですよね。
仕事中毒の人ほど、趣味は持っていないと、退職後の人生、何をしていいか辟易してしまます。

では具体的にはどんな趣味がいいのだろうか?

なるべくなら、クリエイティブな趣味がいいです。
仕事という生きがいを無くして、自分が無くなってしまう危険性があるから、クリエイティブな趣味で自分の存在意義を示すことができます。


例えば、
・創作活動
・読書をする
・本を書く
・ブログを作る
・絵を描く
・音楽を演奏する
・ダンスを習う
・講座に参加する

POINT

人生における満足は、自分たちの才能や能力に挑戦し、それを伸ばすことができたときに感じる。
だから、退職をして仕事を辞めたら、その部分を趣味で補えばいい。

2019年11月24日日曜日

仕事中毒から脱出

仕事が中心の生活。

現代社会で会社勤めをしている人たちのほとんどは、一日の大半を仕事に費やし、家族との時間も少なく、家に帰ってからも仕事のことを考えてしまいます。
言葉通り、仕事に追われた生活をしています。
退職すると、一日のほとんどを過ごしていた場所を失うのだから、自分を見失うことが多いです。
自分の中にぽっかりと穴が空いてしまった気分になりました。

それが、仕事中毒です。
仕事中毒から脱出しよう。



これは退職する前から、事前準備が必要ですが、実際に退職してからでも遅くはありません。
さっさと仕事をしていた頃の自分を忘れ、過去に葬り、新しい自分発見の旅へ出発しないといけません。
そうしないと、鬱病になりかねないから。
なぜなら、私自身が鬱病になったから。

退職した後、今まで仕事をしていた時間に一体何をする?

新しい趣味を見つける?
今まで仕事の合間にしていた趣味の時間を増やす?
妻や子供、他の家族の金魚のフンになってうっとおしがられる?
一日中、テレビの前に陣取って気ままに昼寝をして過ごす?

何の計画も準備もなく、退職したら、きっとあなたは精神を病みます。
おべっちゃらでも何でも、評価してくれていた職場の人達はもういません。
毎月もらえていた高額な給料はもう貰えません。
今まで家族奉仕や家族孝行してこなかったら、家庭に居場所はありません。
尊敬してくれる部下はもういません。

今からでも遅くはない。
仕事中毒から脱出しよう。

2019年11月23日土曜日

働くことって何?

退職したことは、幸せなことです。
仕事をしていた時は、充実した毎日だったかもしれません。
周りの人間や上司からの評価も高く、自己満足度も高かったかもしれません。
仕事をしている自分に誇りを持っていたかもしれません。

でも、働くことって何だ?



現代の仕事人間である私たちとは違った見方をしていた時代があるそうです。
古代ギリシャ人やローマ人です。
彼らは、働くことは卑浴なことと考えていて、働くのは、奴隷だけだと考えていました。
肉体労働は全て、命令または少ない賃金と引き換えに下層階級の市民や奴隷に押し付けていました。
彼らは、「仕事」という言葉さえ持っていなかったらしいです。

私たちはどうでしょう。
働かないと、落ち着かないし、罪悪感を感じるように教育されました。
だから、休暇中も仕事のことが頭から離れませんでした。
あの報告書はどうなったのだろうか、自分がいない間にトラブルは起こっていないか、次の会議で発言する内容をどうしようか、休暇が休暇では無くなって、仕事に翻弄された毎日を送っていました。

仕事に敬意を持って、誇りを持って働くのは素晴らしいことです。
でも、自分の人生なのだから、古代ギリシャ人やローマ人のように自由時間を大切にしてもいいはずです。
現代人は自ら奴隷になっています。

私の職場にも、何時間眠ってないか、何時間残業したか、何時間通勤時間に費やしているか、どれだけ自分が仕事の奴隷になっているか自慢する人がどれほど多かったことか。
そんなことしても、誰も関心なんてありません。全然そんな話面白くない。
仕事や会社のために、身を削って貢献しても、誰かが喜んでいるなんて幻想です。
私はただの自己満足な奴隷でした。

POINT

 あなたが退職していなくなっても、仕事は回るし、あなたのことは長くて1ヶ月もすれば、すぐに忘れられるから、安心して仕事のことは忘れたほうがいい。 

それよりは、仕事の奴隷でいたことをすぐに忘れ、仕事無く、自分の人生を勝ち組にする方法を考えたほうがいいです。




2019年11月22日金曜日

ノスタルジックな気持ちに打ち勝つ

退職後は、仕事をしていた時は、良かったなと思います。

これは、仕事のことについて、私たちは良かったことはよく覚えているけど、悪かったことはどんどん忘れるからです。

仕事をしている時の高揚感、成功体験はどうも忘れがたいです。
特に男の人に多いかもしれませんが、仕事は生活のためというより、情熱や野心、向上心、やりがいなど、仕事がまさに命、自分の代名詞であるかのように考える人も中にはいらっしゃるんじゃないでしょうか?

仕事で素晴らしい実績を上げ、年収もそこそこ貰って、肩書きも年々格好がつくものになると、自分の職業が自分の一番の説明になっていきます。

例えば、「山田太郎、〇〇会社副社長」これが、自分。
退職したあとは、ただの「山田太郎」になってしまいます。
それが耐えられない人もいます。だから、「山田太郎 元〇〇会社副社長」なんて言っちゃう。
昔の輝いてた自分が手放せなくなっちゃってるんでしょうね。


でもこの機会に、仕事に対するノスタルジアを克服しよう

ノスタルジアが見せる過去は本当の過去ではない。      ――無名の賢人

仕事を辞めたことは幸運だったと感じるべきです。
よく考えてみると、仕事は良かった点だけではないはずでした。

職場が嫌だった理由を思い出してみます。
 
・パワハラが酷かった。
・セクハラがあった。
・通勤時間が長すぎた。
・夜勤や残業で体を壊す。
・先輩が尊敬できない。
・仕事ができないのに、自分より給料が高い人がいる。
・愛想笑いばかりしている。
・何に役立つか分からない、不必要なメモや付箋を重視している。
・誰も読まない報告書が回覧されている。
・意味もない、長ったらしいテープ起こし作業がある。
・何も決定しないのに長々と続く会議がある。
・5000円も取られる飲み会に参加しないといけない。
・飲み会に出席しないのに寸志でお金を取られる。
・飲み会では、その場にいない人の悪口のオンパレード。
・タバコ臭い人と働かなくてはならない。(タバコを吸う人であれば、好きな時間に吸えない)
・上司が役員に言うことと、部下に言うことが違う。
・休暇を自由にとらせてくれない。
・有給をとるのに、理由を説明させられる。
・ルーティングワークばかりで退屈。
・少しのミスをすると、報告書と反省文の提出で追い詰められる。
・効率よく働いている人も、ずっとおしゃべりしている人も給料や帰る時間は同じ。
・部下の努力やアイディアを自分の手柄にする上司がいる。
・やる気がなく、ずっと世間話をしている部下がいる。
・勤務中、平気で居眠りをしている上司がいる。
・アイディアを出しても、事例が無いと却下される。
・変化を認めない雰囲気があり、誰も何も考えることをしない。
・エアコンが正常に作動せず、いつも暑すぎるか寒すぎる。
・常に嫌いあっている職員がいて気を遣う。
・一日中、パソコンの前に向かっており、視力が悪くなる
・仕事に対するモチベーションが上がらない。
・やりがいを感じない。
・自分の仕事が何の役に立っているか全く分からない。
・毎日上司の機嫌を伺いながら提案をしなければならない。
・昇進のために媚びを売る連中と一緒に働かなくてはならない。
・性別や独身でいることによる陰口や差別がある。


少し考えただけでも、私の職場ではザザっとこれだけあがってしまいます。
あなたも昔の職場や今の職場が、以上の項目に当てはまる部分があるのに、まだ懐かしくノスタルジックな気持ちになってしまうのだったら、私のように精神を病んでしまっています。
鬱病になっても決してはおかしくはない、そんな職場から脱出できるのが、退職です。



今、そんな職場で働いていないのなら、最高に幸せなことです。
退職って幸せ。

2019年11月21日木曜日

退職するってどういう気分?

退職してみて、退職に向けて、心境の変化は?


開放感?
気楽?
孤独感?
寂しさ?
退屈?





どのような感情が湧き出てくるのでしょうか?
退職理由にもよると思います。

私は仕事中毒だったので、退職したての頃は開放感でいっぱいでした。
でも、段々と気持ちが変わってきました。
責任感を持って毎日仕事をしていたから、次に引き継いだ人がきちんと仕事をしていってくれるだろうか、心配でならなかったです。
自分がいなくなって、明日からちゃんと仕事が回るだろうか考えてしまいました。
毎日、満員電車に揺られていた通勤時間を少し懐かしく思いました。
自己都合等で辞めたので、まだ退職しなければよかったのではないかと考え、退職を後悔してしままう時がありました。。
会社に行かなくていい、有り余る時間の使い方に辟易して、仕事をしている方が充実していたなと考えてしまいました。
もう仕事に行かなくてもいいのに、もう通勤しなくてもいいのに、もう職場の人にも会わなくてもいいのに、それでも、どうしてもまだ仕事のことばっかり頭に浮かんでくるんです。

そう、

仕事から離れてもまだ、仕事のことを考えてしまう。

少なくとも、私はそうでした。

そんな人は、私のように退職後の引退生活が悲愴なものになるかもしれません。
定年が近い人々の多くは、仕事をして評価してもらう機会が無くなることに不安や焦りを覚え、今まで生きがいにしていた仕事を無くすことで、生きる目的を失う恐怖と対面していくことになるかもしれません。
実際に仕事中毒の人が退職すると、結果はもっと不愉快で悲劇ですらあります。
退職してから、鬱病になる人、痴呆になる人は珍しくありません。
私のように。
退職期の自殺率が多いのも事実です。
私も鬱病になり、何度も自殺のことを考えました。

POINT

次のコラムに書いていますが、今分かることは、退職して幸せになるコツは、仕事のことを考えず、仕事について感じるノスタルジックな気持ちに打ち勝つことでした


2019年11月20日水曜日

はじめに・・・退職するということ

退職するということは、人生の一大事であり一大事件である。



一口に退職といっても色々な種類の退職がある。

・定年がきて辞める定年退職
・定年前に辞める早期退職
・労働者個人の事情により辞める自己都合退職
・病気により辞める就業できないことで辞める病気退職
・結婚により辞める寿退職
・他の会社に引き抜かれたことにより会社を変えるための退職
・リストラや解雇による退職
・会社が退職をお願いする退職勧奨


などなど

かくいう私も20年間勤めた会社を人間関係のいざこざと病気により退職しました。
そして、退職後に鬱病になりました。
そのことを通して、私が考えたことや学んだこと、体験したことを皆さんに伝えたいと思います。

今、定年退職したばっかりの人も、
まもなく退職が間近な人、
職場が嫌で退職を考えている人、
もしくは、全く仕事が大好きで退職のことなんて考えられない人も、
私のブログを読んでいただければ、「ああ、こういう考え方もあるんだな」と共感していただける箇所がいくつかあるかもしれません。

私は退職しても幸せでいたい。
私は、退職後に鬱病になってしまいました。
でも、反対に退職したことが幸せにつながったこともあります。
いろいろ考え、今では退職したことは幸せなことだったのかもしれないということです。


それらを紹介していきたいと思います。

はじめに 退職・・・それは、人生の転機

退職する。


ということは、その人の人生の転機であり、人生の一大事件でもある。



また、一言に退職と言っても、様々な退職がある。

・定年での退職
・定年を迎えるまでに辞める、早期退職
・結婚して辞める、寿退職
・従業員自ら会社を退職する自己都合退職
・病気をして働けなくなり、復帰できないことによる退職
・会社から退職をお願いされる退職勧奨
・倒産、リストラなどの会社都合退職

私も、20年間働いている会社を人間関係のいざこざと、病気により退職した。
そして、退職後に鬱病になった。
そのことを通して、考えたことや体験したことを伝えたい。

どのような理由で退職された方も、
また、今働いていて、もうすぐ退職が間近な方や、
退職を検討している方、
退職なんてまだまだ先のことだと思っている方、
一度でも働いたことがある方、

是非、このブログを読んでいただきたい。
きっとあなたにも、「ああ、こういう考え方もあるんだ」って共感してもらえる箇所があるはずだ。


 






お金は問題を増やすもと

  1995年4月、英国国協会のリヴァプール主教が英国政府に対し、宝くじを見直すように求めました。特に、賞金をもっと少額にするよう示唆したといいます。これは、ある男性が約15億円の賞金を取り損ねたと思って自殺した、という事件に対する主教の反応です。この男は、リヴァプールに住んでい...