2019年12月21日土曜日

退職生活を楽しむ

 退職後の生活をスローダウンさせ、人生をゆっくり楽しむ方法を考えました。

・将来のことを思い煩わない。しなければならないことを考え、その時間があるかどうか心配するのはやめる。時間があれば、全部できる。時間が足りなければ、明日残りをすればよい。

・一杯のコーヒーを飲む時は、その瞬間に生きる。他のことは何もかも忘れる。今、全世界はストップしている。あなたがコーヒーを存分に楽しめるように。

・車のスピードを上げるのはやめる。たとえ急いでいても、ゆっくり行く。

・何も予定のない時間を一日に30分ほど持つ。そして、何か自然に湧き出てくることや、普段とは違うことをやってみる。

・夕陽をじっくり眺める。陽が全部沈んでしまうまで、時間を取ってゆっくり見る。

・隣人と本当の会話をしてみる。時間で決めるのではなく、自然に始まり、自然に終わるおしゃべりを楽しむ。

・朝のシャワーを楽しむ。気持ちよさをじっくり味わえるように、たっぷり時間をかけてシャワーを浴びる。

 物質主義、仕事中毒、スピード第一に毒された文化のスローガンは、「時は金なり」です。でも、どうして時間をお金で測るのでしょう。時間を幸福で測ることが大事です。「時は幸福なり」です。こうすれば、みんなもっと健康的になり、幸福になれます。

 つまらないことから重要なことまで、私たちはしょっちゅう心配しています。心配するということは、私たちから「今この瞬間」を奪う行為の一つです。

 私は心配するのに時間を使って、今日という日を失っていないでしょうか?今、ここに存在することに、もっと集中できないでしょうか?損をしないか、失敗しないか、間違いを犯さないか、としょっちゅう心配していると、いつも緊張し、不安にかられることになります。ストレスや頭痛、パニック、潰瘍、その他の病気につながりやすくなります。心配事のほとんどは自分で考え出したもので、はっきり言って心配するだけ無駄です。

 無駄な心配事
心配事の40%は、決して起こらない出来事に関するもの
心配事の30%は、もう起こってしまった出来事に関するもの
心配事の22%は、つまらない出来事に関するもの
心配事の4%は、私たちが変えられない出来事に関するもの
心配事の4%は、私たちが働きかけられる現実の出来事に関するもの

 このデータは、心配事に費やしているエネルギーの96%は、私たちがコントロールできないことに使われていることを示します。つまり、心配の96%は時間の無駄だということです。実際は、これより悪いです。残りの4%は私たちがコントロールできることですが、コントロールできることを心配する必要はありません。

 つまり、私たちの心配事の100%は無駄なのです。

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